
ハンディ分光放射照度計
簡単操作、シンプルなデザインの小型分光器
GL OPTIC社製のGL SPECTIS 1.0は、シンプルなデザインを追求し、様々な場所において簡単に光測定を行える分光器として開発されました。測定データはXML形式で本体に保存され、オンサイトで取得したデータをPCに取り込み、専用ソフトウェアで解析を行います。
測定ヘッドは光学プローブや積分球、コサインディフューザなどのアクセサリ取付け可能な設計で、広いアプリケーションに対応します。
分光放射照度計、小型分光器、照度測定、輝度測定、小型LED測定
GL SPECTIS 1.0
シンプルなデザインを追求したハンディ分光放射照度計
・片手で容易にホールドできる125gの軽量モデル
・高感度、低ノイズ、正確なキャリブレーションで安定した測定
・数種類の光学プローブ取付けに対応
・使用用途に応じた波長範囲の選択
・PC接続ですぐに使用可能
・USB充電
・照度 [lx]
・光束 [lm]
・演色評価数 (CIEに準拠)
・色温度 [K] (CIEに準拠)
・色座標 (CIE1931およびCIE1964に準拠)
・色忠実度/色域 (TM-30 IESに準拠)
・PAR / PPFD (光合成有効放射 / 光合成有効光量子束密度) [µmol]
・光生物学的安全性 (EN 62471)
・放射エネルギー [mWatt]
※他、ソフトウェアのグレードアップにより項目追加可能です。
アプリケーション | |
アプリケーション | 自然光、LED、ハロゲンランプの評価 |
LED測定 | |
照度 [lx]* | 10 ~ 100 000 [lx] Spectis 1.0, Spectis 1.1 - Spectis 1.2 5~50 000 [lx] Spectis 1.3 |
輝度 [cd/m2] | オプションのGL OPTI PROBE で測定可能 |
光束 [lm] | オプションのGL OPTI SPHERE で測定可能 |
光度 [cd] | SPECTROSOFT (専用ソフト)で計算 |
照度計クラス | ・Class B - DIN 5032-7 ・Class AA - JIS C 1609-1:2006 |
公差 - コサインレスポンス (f2') | < 3% (1.9 %) |
波長範囲** | 340 - 780 nm (UVa - VIS) Spectis 1.0, Spectis 1.1 640 - 1050 nm (VIS - NIR) Spectis 1.2 340 - 750 nm (UVa - VIS) Spectis1.3 |
測光・放射測定 | |
センサ | CMOSイメージセンサ |
ピクセル数 | 256 |
波長間隔 [nm] | ~1.7 [nm] |
波長再現性 [nm] | 0.5 [nm] |
積算時間 | 5 [ms] - 10 [s] |
A/D コンバータ | 16 bit |
S/N 比 | 1000 : 1 |
迷光 | 2 x 10E-3 |
分解能 / FWHM [nm] | 10 [nm] |
放射測定精度 **/***/**** | 5 % (340 - 500 nm) 4 % (500 - 1050 nm) |
フリッカー補正 | ✓ |
温度センサ・ダーク補正 | ✓ |
色座標の不確かさ *** | 0.0015 |
アクセサリの自動検出 | ✓ |
システム・電源 | |
USB給電 | < 640 [mA] |
周辺温度 | 5 - 35 [℃] |
寸法 ( H x W x D ) [mm] | 115 x 62 x 28.3 ( 標準ディフューザ含む ) [mm] |
重量 [g] | 125 [g] |
三脚アダプタ | ✓ |
インターフェース・メモリ | |
USB | USB 2.0 |
トリガ | GL SPECTIS 1.1 オープンコレクタ、ミニジャック3.5 mm 3-pin |
測定データ保存 | GL SPECTROSOFT |
データフォーマット | XML |
光ファイバーコネクタ | SMA905Dオプション |
オペレーション | |
オペレーション | PC / ノートパソコン |
ソフトウェア | |
ソフトウェア | GL SPECTROSOFT Basic / Pro / Lab |
オーダー情報 | |
ケース | ✓ |
USBケーブル | ✓ |
* 典型的な 4,000K 白色 LED 測定時の推定ダイナミックレンジ。ダイナミックレンジは光源によって異なるため、それぞれに計算する必要があります。特定のパラメータをご希望の際はご相談ください。 **センサのスペクトル範囲。使用される光学アクセサリによって、実際のスペクトル範囲が狭くなることがあります。 ***校正直後の測定不確かさ。拡張不確かさは、包含確率 95% で包含係数 k=2 に対応。室温 25℃・湿度 45% の条件で有効な値です。 ****対象モデルのスペクトル範囲に適用されます。 |
アプリケーション

・光源の日常的な品質管理
・照明設備の現場での管理・メンテナンス
・LED等の生産現場での抜き打ち検査
使用例
① 照度・放射照度測定
GL SPECTIS 1.0はキャリブレーションが行われた状態で出荷されるため、照度や色情報の他、スペクトル分布、放射照度[mW/m2]の絶対値測定が行えます。光学ベンチ、三脚に取り付けが可能です。
② 小型LED光束測定
GL SPECTIS 1.0 本体にオプションアクセサリのGL Opti Sphehre48を取り付けることで、小型LEDの光束測定が行えます。LEDの受け入れ検査、開発における評価などに使用されています。
③ 輝度・放射輝度測定
輝度・放射輝度測定プローブを取り付けることで、ディスプレイやスクリーン、バックライトのような平らな発光体の評価が行えます。GL SPECTISシリーズ全ての分光放射照度計内にあるコーディングシステムによって、適切なキャリブレーションデータが自動で読み込まれ、測定が行われます。
※プローブの詳細ページはこちら
④ 配光測定
GLG 2-300またはGLG 20-1500ゴニオメータにGL SPECTIS 1.0を取り付けることで、LEDの配光測定とスペクトル測定、色情報の取得が一度に行えます。